
これは、2023年3月31日時点で60歳定年となる方向けのものでしたが、「次の年度である2024年3月31日時点で60歳定年となる」として「総務課長である」という立場を考慮して所属長に許可されて参加した次第です。
再雇用としての条件提示
現在嘱託員として契約し、再雇用されている方の給与を知っているので、そこからの変化の有無を確認したいという程度の興味でした。案の定、年収は250万円弱の提示でした。当然そこから社会保険や税金が差し引かれます。しかも、65歳までの1年更新の嘱託契約であり、70歳まで働きたければ現場を担当するグループ会社を最初から選択せよというものでした。
退職金が少ないという現状
私にとって現在の会社は4つ目の勤め先で、60歳定年退職時で勤続20年足らずです。よって高校あるいは大学を卒業して30年以上勤めてきた方と違い満額ではなく、500万円弱しか退職金が受け取れません。これでは、65歳で仕事をやめ、年金生活に入ることなど考えられません。
「再雇用拒否」という選択
人生は選択の連続です。今回60歳定年退職という機会に際して私は再雇用という選択をしないことにしました。
自由国民社から出版されている大杉 潤氏著の「定年ひとり起業」を3度ほど読んだこともあり、かなり考えはまとまってきています。このブログのタイトルもこの本から引用させていただきました。
以下に現時点での60歳以降の事業計画を示します。
【事業計画】
1 期間設定
(1)1stピリオド:60歳~75歳の動的ビジネスモデル
(2)2ndピリオド:75歳~90歳の静的ビジネスモデル
(3)3rdピリオド:90歳~105歳のノンビジネスモデル
2 目的
(1)1stおよび2ndピリオドでは、ともに最低月収40万円を稼ぐ。
(2)1stおよび2ndピリオドでは、ともに毎月10万円を貯蓄する。
(3)3rdピリオドでは、年金月収30万円と貯金3,600万円で生活する。
3 主たる業務・収益 ※税引き前
(1)<個人事業主>軽貨物フリーランス:想定月収25万円⇒想定月収0万円
(2)<合同会社>ブログ・出版・講演:想定月収10万円⇒想定月収5万円
(3)<個人口座>FX(CFD)投機:想定月収5万円⇒想定月収5万円
(4)<年金>75歳からの受給を選択(184%):想定月収0万円⇒想定月収30万円
4 準備
(1)2023年4月1日よりブログを収益化するための毎日更新および内容改善
(2)体力づくり:筋トレおよびストレッチの毎日励行
(3)個人事業主および合同会社の運営研究
(4)FX(CFD)投機を収益化するための研究
以 上
まとめ
2024年4月からは軽貨物運送業を営むという考えがあったので、今月初に委託契約をしたいと考えている企業の説明会に参加しました。年間400万円程度の収入があり、社会保険や税金を引かれる前で手取り25万円程度は確保できそうです。軸となる「日銭(ひぜに)」の入る事業は確立できました。
もちろん日々考えは揺れ動きます。軽貨物フリーランス開業時には車両購入を含めて180万円程度の初期費用が必要ですが、それに対して妻の完全な理解を得られたわけではありません。また、現在の事務職から体を使った仕事が続くのかと妻は不安に思っているようです。それに対してはストレッチと筋トレを開始しました。私は、軽貨物フリーランスをやるしかないと考えています。
現在勤めている会社を去る決心をした理由
(1)スーツをきて通勤するおじいさんを見ると悲しくなる。そうなりたくないと思う。
(2)現時点で自身を20万円未満で働くような能力ではないと自己評価している。
(3)55歳を超えてから課長職で足止めをくらい、会社の評価に強く不満を感じる。
(4)現在の会社に未来を感じない。会社を通して社会貢献できると考えられなくなった。
(5)午前9時から午後6時までフルタイム拘束され、かつ副業が禁止されている。
大きくまとめると以上5項目ですね。ここ2年間の賞与の評価を思い出すとはらわたが煮えくり返ります。やはりこの会社を去る潮時ですね。しかし、今辞めると退職金が70万円減るのと100万円程度の1年分の賞与がもらえないもしゃくにさわるので60歳定年までは我慢して勤めるつもりです。
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