運営者である私「きさらぎ4」は、2024年3月31日をもって定年退職し、今の会社で再雇用を受けないと決意した59歳男性です。現在の事務職を捨て、次は体を使った未経験の軽貨物運送業(屋号は「きさらぎエクスプレス」の予定)に飛び込もうと画策中です。
4つの会社を転々…
愛知県一宮市にある県立高校を卒業し、東京六大学であり今で言うMARCHの一角でもある大学の法学部を卒業した後、そのまま東京のアパレル会社に就職しました。しかし、企画・営業を志して入社したものの、法学部出身だからと希望に沿わない人事部人事課配属となり2年で退職。
続いて愛知県に帰り、父が経営する家業のアパレル会社に入社。結婚するなどバブルを謳歌していましたが、おりからのバブル崩壊および低賃金アパレル生産地としての中国の台頭などの逆風に耐えかねて父・兄と共に家業の継続を断念し、入社後8年で会社を清算。
続いて名古屋市を中心とした進学塾の講師として8年勤めたのち、40歳で現在の会社に落ち着きました。現在の会社は4つ目の就職先となり、営業所長・営業課長を経て、昨年の7月から総務課長に異動となり現在に至ります。悔しいですが、それ以上の出世はできませんでした。
20年勤めた会社ではありますが、続けるのであれば嘱託員として65歳までの再雇用で放り出されてしまいます。4つの会社を転々とした結果の不十分な退職金と65歳から支給される年金だけでは、妻と老後を暮らしていくには不十分と判断しました。よって定年のない軽貨物運送業をフリーランス(個人事業主)として年金受給と並行しながら75歳まで続けていこうと決意しました。
ただし、私に悲壮感など全く無く、いわゆる「定年ひとり起業」という個人事業主としての再出発にワクワクしているのが正直なところです。給与も再雇用を選ぶよりも当然多いですし、同業の軽貨物運送業さえやらなければ、副業はOKとされているので自由度は高いはずです。収益化にはどのくらいかかるかわかりませんが、ブログだけでなく、YouTubeもやりたい。顔出しさえ可能です
お金持ちになりたかった…
しかし、本当はFXを含むCFDで生計を立てたかった。2008年10月より何度も何度もお金を失いながらも、お金持ちになりたいという夢を捨てきれず昨年12月20日まで少額で続けてきました。その日は日銀が長期金利の上限を引き上げた日で正午より急激に円高に振れました。直近では米国が金利上昇幅を縮めたものの、今後も金利を上げ続けていく姿勢を見せたため、円安に再びシフトしだした直後でした。あまりに予想外でついに張りつめた糸が切れました。「もうついていけないFXを含むCFDには…」と思ったのです。結果として14年余りの期間で合計110万円ほど失いました。もちろんそれ以上の時間を失いました。ただ今は私は非常にさっぱりとした気持ちです。そして、自宅でマウスを操作するだけで生きていけるお金持ちのトレーダーにはなれませんでしたが、体を使って働き続ければ楽しく生きていけると考えています。
後進のビジネス・パーソンのためにビジネス書に特化した書評ブログ
私自身がたくさんのビジネス書に助けられてきました。最近では、電子書籍であるKindleで読むため、以前より内容の整理が容易になりました。そこで改めて、一から世の中のビジネス・パーソンに役立つ書籍を紹介して後進の皆様のお役に立とうと決意した次第です。