チームを飛躍するためには、パートナー選びから

はじめまして 皆様、いかがお過ごしですか?きさらぎ4です。

今日は、社会人として37年あまりの間に私が読んだきたビジネス書の中から最高レベルの1冊であるジム・コリンズ著「ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則」の一節を紹介します。

この本は、経営者だけでなく、すべてのビジネスパーソンにとって必ず読むべき書だと思います。偉大な企業になるためのヒントが満載で、自分の仕事や人生に活かすことができます。

「ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則」のテーマ

米国で株式を公開している企業の中で、「そこそこ良い実績から偉大な実績への飛躍を遂げ、その実績を少なくとも十五年にわたって維持してきた企業」と「飛躍を遂げられなかったか、偉大な実績を維持できなかった企業」を比較して、見つけ出した不可欠な要因を探ったものです。

まず人を選ぶ。

P.124

最初に人を選び、その後に目標を選ぶ

偉大な企業への飛躍を導いた指導者は、まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこに向かうべきかを決めている。

ジム・コリンズ著「ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則」

だから部活動で失敗した!

私も痛感していますが、学生時代・社会人時代ともに組織運営は本当に難しかった。学生時代の体験として例を挙げると、私は高校時代に部活動でハンドボールをやっていました。

1学年先輩の代は進学校の公立高校では貴重でしたが、インターハイに出場しました。当然と言わんばかりに次の代の我々もそれと同等の成果を目指していったわけですが、うまくいかず、最後の県大会では、一回戦で敗退してしまいました。

私は、高校2年の8月からキャプテンに選ばれたのですが、部員たちの身勝手さからよく「7人とも自分だったらいいのに…」と思っていたものです。

 本書の説く「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」という考えからいけば、私がいだき続けていたその思いはあながち不自然なものではなかったわけです。

「目標」と「構成員」がマッチしてないのですから、成果以前に楽しくなかったですね。「インターハイ出場」を目標としていた私ができたことは、まずはその目標を取り下げ、「日々真剣にチームプレイを向上させるために努力するメンバー」を選び切るまで目標を掲げないことだったのです。

学生主導のチームではあまりにも厳しい措置ですが、それにそぐわないメンバーは退けるべきだったのです。そして、そのメンバーが整ってから目指すべき目標を決定するべきだったのです。

個人事業主ならば…

私は、2024年3月31日に今の勤め先を定年退職し、2024年4月1日から個人事業主として活動します。

原則として私1人で事業を進めていきます。そのうちは問題ありません。

ただし、事業が拡大していったときに当然ながら「誠実に前向きに努力を続ける人を選ぶ」ということです。

それがかなうまでは人と組まないという覚悟で事業を進めていくことがこの教訓を活かすということです。

結婚もしかり?!

結婚はどうでしょうか。当然ながら誠実に前向きに努力を続ける人を選ぶということです。

それが選べなければ、結婚しない方がよいのでしょう。パートナー選びは最も大切なことだと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。では、皆様ごきげんよう。

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